「〇〇ポイントが貯まります!」
「ポイントカードはお持ちですか?」
コンビニやネット・ショッピングモールなどでお買い物すると、必ず目にする「ポイント」
共通ポイントとは、多様の提携先での支払いなどによってポイントが貯まる仕組みを指す言葉です。
1つのお店だけで貯められるポイントとは異なり、さまざまな店舗やサービスを利用することによりポイントが貯められるので、共通ポイントを貯めたい方は多いですよね。
ですが、共通ポイントは種類が多く、
ポイントカードってどれがおすすめ?
このように「どのポイントを貯めていいのかわからない」と感じている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、取扱店舗やサービスが多くシェア率の高い「8大共通ポイント」それぞれの特徴や貯め方を紹介します。
8大共通ポイント比較表
下記は「8大共通ポイントサービス」の比較表です。
Tポイント | Ponta ポイント |
Rakuten スーパーポイント |
nanaco ポイント |
dポイント | WAON ポイント |
LINE ポイント |
WebMoney | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
電子マネーとの連携 | T-MONEY | なし | 楽天edy | nanaco | ID d払いなど |
WAON | なし | auwallet |
クレジットカード連携 | あり | あり | あり | あり | あり | あり | なし | なし |
運営会社 | CCC | ロイヤリティーマーケティング | 楽天 | セブン&アイホールディングス | NTTドコモ | イオン | LINE | ウェブマネー |
ユーザー数 (人) | 約6700万 | 約8700万 | 約9500万 | 約5900万 | 約6400万 | 約6600万 | 約8900万 | 約580万 |
使える店舗 サービス |
TSUTAYA , 蔦屋書店 , Yahoo!各種サービス , ファミリーマートなど | ローソン , じゃらん , 昭和シェル石油 , ゲオ , ホットペッパーサービス各種など | 楽天グループ各種サービス , マクドナルド , ツルハドラッグ , ビックカメラなど | セブンイレブン , サンドラッグ , ゆめタウン , イトーヨーカドウ , 西武・そごうなど | ドコモ各種サービス , ローソン , マクドナルド , マツモトキヨシ , イオンシネマなど | イオン , ダイエー , マックスバリュー , ファミリーマートなど | LINE内の各種サービスや電子ギフト券など | オンラインゲーム , オールナイトニッポン , レコチョク , comicoなど |
これよりポイントの特徴をそれぞれ詳しく紹介していきます。
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Tポイント
Tポイントとは、CCC(カルチャー・コンビニエンス・クラブ)が運営するポイントサービスです。
ファミリーマート・Yahoo!JAPAN・TSUTAYAなど、様々な企業と提携をしたポイントサービスを展開しています。
Tポイントが使える店舗例
Tポイントが使える店舗は「TSUTAYA」「蔦屋書店」「Yahoo!各種サービス」「ファミリーマート」などがあります。
連携している電子マネー
Tポイントは「T-MONEY」という電子マネーも同時に展開しています。
貯めたTポイントをT-MONEYにチャージすることで、店頭などでのお買い物の支払いに使えます。
Tポイントの貯め方(ポイント二重取り/クレカ連携)
主なポイントの貯め方としては、お買い物やサービスの支払い時にポイントカードを提示することで貯めることができます。
また「Yahoo!JAPANカード」や「ファミマTカード」と連携しており、これらのクレジットカードを加盟店で使うと、Tポイントとクレジットカードのポイントを二重取りできます。
また、お買い物以外でもTポイントがたまるコンテンツが多数用意されています。
Tポイントはこんな人におすすめ
Tポイントがおすすめできる人は、提携サービスを頻繁に利用している人です。
Yahoo!JAPANやファミリーマートなどで、よくお買い物やサービス利用している人におすすめです。
Pontaポイント
Pontaポイントとは、三菱商事の関連会社でもある株式会社ロイヤリティマーケティングが展開するポイントサービスです。
Pontaポイント以前にあったローソン・昭和シェル石油・ゲオのポイントカードをPontaポイントに移行させる形で発展しました。
Pontaポイントが使える店舗例
Pontaポイントが使える店舗として「ローソン」「じゃらん」「昭和シェル石油」「ゲオ」「ホットペッパーサービス各種」などがあります。
連携している電子マネー
Pontaポイントが連携している電子マネーはありませんが、Pontaポイント自体がそのほかの各種ポイントサービスに交換可能となっています。
交換先には「dポイント」や「LINEポイント」「JALマイレージバンク」などがあります。
Pontaポイントの貯め方(ポイント二重取り/クレカ連携)
Pontaポイントの貯め方は、主に提携店でのお買い物やサービスを利用に応じて貯めることができます。
また「ローソンPontaカード」といったクレジット機能付きポイントカードもあり、連携することでPontaポイントを二重取りすることも可能です。
Pontaポイントはこんな人におすすめ
Pontaポイントがおすすめな人としては、ローソンを頻繁に使う人です。
また、Pontaポイントを交換できるポイントサービスを使っている人にもおすすめです。
Rakutenスーパーポイント
Rakutenスーパーポイントとは、楽天が運営するポイントサービスです。
楽天が展開する各種サービスで貯める・利用することが可能です。
また、楽天ポイントカードの加盟店でも利用できます。
Rakutenスーパーポイントが使える店舗例
Rakutenスーパーポイントが使える店舗として「楽天グループ各種サービス」「マクドナルド」「ツルハドラッグ」「ビックカメラ」などがあります。
連携している電子マネー
Rakutenスーパーポイントは「楽天edy」と連携しており、貯めたポイントを楽天edyにチャージして利用できます。
楽天ポイントの貯め方(ポイント二重取り/クレカ連携)
楽天の各種サービスを利用したり、加盟店の利用でポイントがたまります。
また、クレジットカードの「楽天カード」と連携することで、さらに多くのポイントがたまります。
Rakutenスーパーポイントこんな人におすすめ
Rakutenスーパーポイントがおすすめな人は「楽天市場」などのサービスをよく使っていて「楽天カード」を持っている人です。とにかくポイントがよく貯まることでも知られおり、楽天を中心に利用することで効率的にポイントがたまる仕組みとなっています。
nanacoポイント
nanacoポイントとは、株式会社セブン&アイホールディングスが運営するポイントサービスです。
セブンイレブンをはじめとするグループ内外の加盟店で利用できます。
nanacoポイントが使える店舗例
nanacoポイントが使えるお店は「セブンイレブン」「サンドラッグ」「ゆめタウン」「イトーヨーカドー」「西武・そごう」などがあります。
連携している電子マネー
nanacoはポイントカードであると同時に電子マネーでもあります。
そのため、nanacoポイントをチャージして電子マネーとして使うこともできます。
Nanacoポイントの貯め方(ポイント二重取り/クレカ連携)
nanacoポイント加盟店でのお買い物、サービス利用でポイントがたまります。
さらにクレジットカードの「セブンカード・プラス」を利用すれば、ポイントの二重取りも可能です。
nanacoポイントはこんな人におすすめ
nanacoポイントがおすすめな人とは、セブンイレブンやイトーヨーカドーを頻繁に利用する人です。
規模も大きく加盟店数も多いので、ポイントを貯めやすいです。
dポイント
dポイントとは、NTTドコモが運営しているポイントプログラムです。
利用を始めるには必ずしもドコモユーザーである必要はなく、誰でもポイントを貯めることができます。
dポイントが使える店舗例
dポイントが使えるお店は「ドコモ各種サービス」「ローソン」「マクドナルド」「マツモトキヨシ」「イオンシネマ」などがあります。
連携している電子マネー
連携している電子マネーとしては「iD」があげられます。
dポイントからiDキャッシュバックに交換することで、ポイントを利用できます。
また「スターバックスカード」「ドトールバリュカード」にも対応しており、スマホ決済サービスの「d払い」でも使えます。
dポイントの貯め方(ポイント二重取り/クレカ連携)
dポイントは、クレジットカードの「dカード」と連携しています。
ポイントの二重取りも可能です。
dポイントはこんな人におすすめ
dポイントをおすすめできる人は、ドコモユーザーです。dカードでスマホ料金を支払うだけでもかなりのポイントがたまります。
ドコモユーザー以外でも、上記であげた関連サービスをよく利用する人にもおすすめです。
WAONポイント
WAONポイントはイオングループが展開しているポイントサービスです。
ポイントプログラムと電子マネーの両方を提供しています。
WAONポイントが使える店舗例
WAONポイントが使える店舗としては「イオン」「ダイエー」「マックスバリュー」「ファミリーマート」などがあります。
連携している電子マネー
WAONポイントは電子マネーの「WAON」と連携しており、貯めたポイントを電子マネーにチャージできます。
WAONポイントの貯め方(ポイント二重取り/クレカ連携)
WAONポイント加盟店での支払いによってポイントがたまります。
また「イオンカードセレクト」と連携することによって、ポイントの二重取りも可能となっています。
・WAONポイントをおすすめできる人はこんな人
WAONポイントがおすすめなのは、「イオン」を頻繁に利用する人です。主に主婦の方などに人気のポイントサービスです。スーパーなど日常的にイオングループのお店に行く人にとってはお得です。
LINEポイント
LINEポイントとは、メッセージアプリを中心に展開している「LINE」が運営しているポイントサービスです。
LINEポイントが使える店舗例
LINEポイントが使えるのは、LINE内の各種サービスや電子ギフト券などです。
連携している電子マネー
LINEポイントは「LINEPay」と連携しており、ポイントをチャージすることで利用できます。
LINEポイントの貯め方(ポイント二重取り/クレカ連携)
LINEポイントは、LINE内の各種サービス利用やミッション達成で貯められます。
クレジットカードとの連携はありません。
LINEポイントはこんな人におすすめ
LINE内でスタンプ購入やクーポンサービス、LINEPayなどを利用している人にとってはおすすめのポイントサービスです。
WebMoney
WebMoneyとは、KDDIの子会社でもある「ウェブマネー」が運営する電子決済サービスです。
ポイントプログラムではありません。
WebMoneyが使える店舗例
WebMoneyは「オンラインゲーム」「オールナイトニッポンi」「レコチョク」「comico」などのネットサービスで利用できます。
連携している電子マネー
連携している電子マネーは「au WALLETプリペイドカード」があります。
WebMoneyからチャージして利用できます。
WebMoneyはこんな人におすすめ
提携しているオンラインサービスをよく使っている人におすすめです。
まとめ
8大共通ポイントを比較しましたが、どのポイントがあなたに合うか整理できたでしょうか?
ポイントプログラムを選ぶ際には、
- ポイントのたまりやすさやポイントの使い道
- よく利用する店舗やサービスの種類
- お持ちのクレカでポイントを二重取りできるか?など
など…これらに応じて、貯めやすいポイントプログラムを選ぶといいですね。
もちろん、ひとつのポイントプログラムに絞るのは難しく、複数のポイントプログラムに参加されている方がほとんどです。
という方は、スマホアプリの「ウォレット」で管理すると便利ですよ。

是非参考にしてみてくださいね。